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台湾茶の起源や特徴から種類、おすすめの選び方までご紹介!

「台湾茶は他のお茶と何が違うんだろう」「台湾茶の種類が多くて選べない」「台湾茶のおすすめの選び方は?」と悩んでいませんか?


日本でも身近に台湾茶を見かけるようになったため、健康茶として気になりはじめた方もいると思います。


本記事では、まだ台湾茶を飲んだことがない方へ向けて、台湾茶について特徴から種類、おすすめの選び方まで紹介していきます。ぜひ最後までご覧くださいね。

台湾茶イメージ

 

台湾茶の起源とは?

台湾茶とは、原点は中国茶と言われています。1796年に商人の一人が、烏龍茶産地である中国・福建省の武夷山(ブイサン)から台湾北部へ茶の苗木を伝えたことがはじまりです。


つまり、主に台湾茶と中国茶の違いは産地となるわけですが、中国とは地理や気候条件も異なる台湾で新たに進化を遂げたのが台湾茶ということになります。


大きく分けると台湾茶は中国茶として分類されますが、現在では独自のジャンル、ブランドとしても確立していると言えるでしょう。


特に有名なのは、台湾特有の製法で作られる「東方美人」、独自ブランドである「冷頂烏龍茶」などがあります。

 

台湾茶の特徴とは

まず台湾茶の大きな特徴は、烏龍茶が一番多いことです。台湾でも緑茶や紅茶は生産されていますが、圧倒的に烏龍茶(青茶)が多いことが特徴として挙げられます。


また、烏龍茶は緑茶(不発酵)と紅茶(全発酵)の間の半発酵に分類されており、爽やかさとコクのバランスが良いことも特徴です。


台湾の烏龍茶は茶葉の発酵度が15%〜80%と幅が広く、それぞれの発酵度や焙煎方法により異なる味や風味を楽しむことができるので、バリエーションが豊富といえるでしょう。

 

烏龍茶イメージ

 

台湾茶の種類について

それでは、台湾茶の種類について代表的な烏龍茶(青茶)を7つ紹介していきます。

  • 東方美人茶
  • 凍頂烏龍茶
  • 文山包種茶
  • 木柵鉄観音茶
  • 凍頂四季春茶
  • 阿里山金萱茶
  • 冷頂翠玉茶

東方美人茶

まず紹介する台湾茶は、東方美人茶です。発酵度がとても高いので、フルーティで蜂蜜のような甘い香り紅茶のような味わいを一緒に楽しめるのが特徴です。


その製法は台湾特有で、新芽の部分をウンカと呼ばれる虫に喰わせ、その部分を含む一芯二葉で作られており台湾茶の中でも歴史が長い銘茶として知られています。

 

凍頂烏龍茶

凍頂烏龍茶は、烏龍茶の中でも緑茶に近い味わいをしています。また、明るい琥珀のような薄い緑色から黄色のような色合いが似ていることも特徴です。


烏龍茶より発酵度が低いので、熟した果実のようで、強いお花も感じさせるような深い味わいを楽しむことができます。

凍頂烏龍茶イメージ

文山包種茶

文山包種茶は、台湾茶の中でも非常に発酵度が低い烏龍茶のひとつで台湾北部にある文山地区で作られています。昔は紙で包んで売られていたことが、この包種茶の由来です。


色合いは凍頂烏龍茶よりも透明で、柑橘系で爽やかな甘い香りを楽しむことができるのも特徴です。苦味や渋みがほとんどないためすっきりと味わうことができるでしょう。


木柵鉄観音茶

木柵鉄観音茶は、他のお茶とは違い台湾茶の中でも非常に発酵度が高い烏龍茶のひとつで、何度も焙煎をして作られる完熟果実のような香りが特徴のひとつです。


飲む前に芳醇な甘い香りを堪能してから優しい味わいを楽しめるので、お茶を淹れるところからわくわくすること間違いないでしょう。

 

凍頂四季春茶

凍頂四季春茶は、まさに摘み立ての花束のような爽やかな香りが楽しめます。凍頂烏龍茶の中でも香り立ちが良く、甘くまろやかな味わいが特徴です。


四季春と名付けられた由来は、春は他の品種とは違って1ヶ月ほど早く収穫ができ、冬も遅くまで収穫することができるので年中春を感じられるからといわれています。


 

阿里山金萱茶

阿里山金萱茶は、金色のお茶で玉露のようなさっぱりとした味わいと、ココナツやバニラに似たような甘くてマイルドな香りが特徴です。


特にミルクの香りがキメ細いので、香りが鼻先からスーッと抜けていきます。発酵度、焙煎ともに優しめなので、心地よい甘みを感じられるでしょう。

 

 

凍頂翠玉茶

凍頂翠玉茶は、緑茶のような爽やかな風味が特徴です。まさに緑茶と烏龍茶の中間にあたる軽発酵の台湾茶で、阿里山金萱茶よりも薄い黄金色をしています。


台湾中部にある凍頂山付近で作られている新品種の烏龍茶で、香りは落ち着いていますが、青々しい烏龍茶本来のおいしさを楽しめるのがこの凍頂翠玉茶の良さといえるでしょう。

 

台湾茶のおすすめの選び方は?

まず台湾三大烏龍茶として有名な「東方美人茶」「凍頂烏龍茶」「文山包種茶」がおすすめです。この3つはその品質の高さから世界的にも有名とされています。


それぞれ異なる特徴があるので、自分の好きな香りや味わいが堪能できそうなお茶を見つけたら、ぜひこの中から選ぶことをおすすめします。

 

台湾茶の種類とは?まとめ

まだ台湾茶を飲んだことがない方へ向けて、台湾茶について特徴から種類、おすすめの選び方までを紹介いたしました。


台湾茶は種類も多いですが、本記事を最後までご覧頂いたあなたであれば、特徴から自分好みの台湾茶を見つけることができるでしょう。

 

また様々なお味を楽しんでいただけるよう6種の台湾茶をセットにしたものの販売も始めました。


もし自分が普段飲んでいる健康茶があれば、そこから好みを見つけるのもひとつの方法なのでぜひ試してみてくださいね。


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